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2015.01.31 08:56

団体戦

 先日のNHK杯では、山田九段残念でした。羽根九段と、棋風が似ていたように感じました。


 いよいよ今日で1月も終わりです。昨日は雪が降って驚きましたね。

 囲碁に関しては、これから少し大会シーズンとなります。

 まずは2/22に日本棋院で行われます、ジャンボ囲碁団体戦。

 これは、1チームの構成人数が15人という、非常に大きな規模で行われる団体戦です。置石なしの、オール互先。

 県代表やインストラクターレベルの選手をずらりと揃えた強豪チームも多数登場します。全部で最低4局打つのですが、個人2勝2敗、チーム2勝2敗がまず一つの目標です。これまで3年連続で出場していますが、3年ともチーム1勝3敗だったので、今年こそは悲願を達成したいです。

 次に、3/8の、やはり日本棋院で行われる、オールアマ囲碁団体戦です。こちらは5人1組で行われますハンデ戦です。例年出場チーム数が多く、非常に白熱する大会です。こちらも、例年2勝2敗くらいなので、今年はもっと勝って、決勝リーグに進みたいと思います。

 囲碁の大会には個人戦と団体戦とがありますが、私は断然後者の方が好きですね。やはりチームで勝つと、非常に盛り上がります。まさに、苦しみは支え合い、喜びは分かち合うという感じで、チームで勝つ喜びは、個人で勝つ喜びの何倍ものものに感じます。

 ただ、他の選手の対局が終わって、最後の自分の対局に勝敗がかかっているような状況だと、ちょっとプレッシャーになりますけどね!(笑)

 大会まであと少し。頑張ります。


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2015.01.21 12:06

山田規喜九段について

 先日のNHK杯テレビ囲碁トーナメントでは、高尾先生の勇姿が見られてとても嬉しかったです。

 さて、実は次回のNHK杯にも、私のとても好きな棋士が登場します。

 それが山田規喜九段です。

 山田九段は関西棋院所属の棋士です。私が初めて知ったのは、確か「囲碁関西」という関西棋院の月刊誌を読んだときだったと思います。顔写真が載っていて、「お、なんだかダンディな棋士がいるな」と思った記憶があります。

 勿論とても実力のある棋士です。

 2007年、第32期名人戦、最終予選決勝にその姿はありました。痛恨の一局で、彦坂直人九段に半目及ばず。

「白の半目負けを示す盤上を見て、山田は母親を見失った子供のような表情になった。碁盤の周囲を見回し、石が落ちていないかを確認。次は棋譜を取り、目算を始める。
 10分ほどたっていたと思う。山田はミスに気がついた。頭を抱えたり天井を見つめたりを繰り返すが、目はどこにも焦点があわないようだ。記者はこんなに残酷な終局は初めて見た」
朝日新聞の観戦記より)。

 そして2年後の2009年、第34期名人戦の最終予選決勝にも山田九段は登場しました。そして王銘琬九段に敗れ、またもリーグ入りを逃しています(朝日新聞の観戦記)。

 更に昨年、第40期名人戦、三度目の最終予選決勝に挑みました。
 11月6日、相手は蘇耀国八段でした。
 そしてまたもリーグ入り目前にて涙をのみました。


 今期NHK杯、一回戦の三村九段との対局では、ノーネクタイで登場した山田九段。二回戦ではネクタイを締めていましたね。

 日曜日が楽しみです。

 


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2015.01.08 10:54

高尾紳路天元・十段の魅力

 私は高尾紳路先生の大ファンです。

 その高尾先生が、年末の第40期天元戦では見事に天元位を奪取されましたので、私はとても幸せな年末年始を過ごすことができました。

 井山先生の七冠に期待されていた方には申し訳ありません。



 私が高尾先生のいかなる点が好きなのか、最近はこれをずっと考えていたのですが、結論としては、全てが好きなのだと思います。

 人物については、今更私がここで述べる必要もないとは思いますが、たかお日記で垣間見える飾らないお人柄は、とても人間的で魅力的に感じます。

 たかお日記メーカーなるものが登場したのも、ファンの高尾先生とたかお日記に対する愛のなせる業なのでしょう。

 2011年末に、IGO AMIGOが主催した「碁的Night」というイベントにも、高尾先生はお越し下さいました。私は厚かましくも夫婦で一緒に写真を撮らせていただきました。この写真は今でも我が家の宝物です。

 しかし、高尾先生の魅力はお人柄だけではありません。何と言ってもやはり碁に対する姿勢でしょう。

 とは言え、私のようなヘボアマチュアが高尾先生の棋風や対局の内容については全く語ることができません。しかし、高尾先生が、恐らく血のにじむような努力をなさっており、昨年はそれが十段、天元奪取というように結実したであろうことは想像に難くありません。勿論どの棋士も強い努力をしているのだと思います。それでも高尾先生の、師匠である藤沢秀行名誉棋聖譲りの、「強烈な努力」がそれを上回っているのではないでしょうか。第40期天元戦中継サイト内の特集ページでも、高尾先生の研究会での様子やトレーニングについて言及されていました。

 私も、大学時代から躰道という武道をしており、現在も選手として練習しています。しかし、近年はなかなか結果に結びつきません。さすがに年齢的に身体能力の衰えがあるのかとも言い訳したくなりますが、私より上の年代の方でも活躍されている方はいらっしゃいます。やはりこれは、「強烈な努力」が足りないと言わざるを得ません。高尾先生の努力にはただただ敬服するばかりです。

 たかお日記で頻出のフレーズ「この後、難しい形勢が続きましたが、最後はなんとか勝ち」。この「なんとか勝ち」の裏には、運などではないしっかりとした根拠があります。

 私も今年は、「なんとか勝つ」一年にしたいです。


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